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宿毛市

宿毛市でいま何が起きてる?静かに進む人口減少とその年代

高知県宿毛市の人口が減っている…という話はよく耳にするけれど、実際どの年代がどう減っているのか、知っていますか?四万十町に住んでいる僕の目線で、宿毛市の現状を少し深掘りしてみました。進学、就職、子育て、介護、それぞれの年代にあるリアルな理由。統計じゃ見えない日常の風景から感じたことを、個人ブログらしくゆるっと書いています。

 

はじめに 四万十町に暮らす僕から見た宿毛市

四万十町に住んでると、宿毛市って距離は近いのに空気感が違うなって思うことが多い。国道56号を西へずーっと走って、宿毛駅が見えてくる頃には、町の雰囲気がガラッと変わる。建物の高さ、人の流れ、車のスピード、どれも微妙に違う。

今回はそんな宿毛市の「人口がどの年代から減っているのか?」について、ちょっと掘ってみる。数字の話ではあるけど、できるだけ肌感で語りたい。町に住んでる自分の目線から見たリアルな話。

 

一番減ってるのはどの年代?って聞かれたら

これ、はっきりしてる。20代前半から30代前半。ここがガクンと減ってる。

理由はシンプル。進学と就職。宿毛駅から土佐くろしお鉄道で高知市や、さらにその先の県外へ出ていった若者が、そのまま帰ってこないケースが多い。延光寺の近くに住んでた知り合いも、福岡の大学行って、そのまま就職して今は熊本にいる。

宿毛に仕事がないわけじゃない。でも、選べる幅が少ない。だから、もっと選択肢がある場所に出て行くのは当然の流れだと思う。

 

子育て世代って今どうなってるの?

20代後半から40代前半、いわゆる子育て世代も減ってきてる。すごく静かに、じわじわと。

宿毛市立宿毛小学校とか、市内の保育所の園児数を見てるとなんとなく分かる。子どもはいる。でも爆発的には増えない。減るほうが目立つ。

理由はおそらく仕事と収入のバランス。サニー宿毛店やフジ宿毛店で働いている人はいる。でも、子育てしながら生活を安定させるには、収入的に難しいと感じる世帯もある。だから、四万十市や高知市方面へ家族ごと移動することもある。

国道321号沿いの住宅地、夜になると灯りが少なくて、あぁここも出ていったのかな…って思う家がちらほら。

 

高齢者は増えてるんじゃないの?と思いきや

ちょっと複雑。

60代〜70代前半は確かに多い。宿毛市役所の周辺や、宿毛湾の遊歩道で朝散歩してる人たちはこの年代が中心。でも75歳を超えると、一気に減る。体力的な問題や、介護が必要になることで、県外の子どもや親戚のいる地域に引っ越すことが増える。

それと自然減。つまり寿命も関係してくる。

宿毛市民病院の外来でも、よく見る顔が急に見なくなったりすると、やっぱり思うところがある。年齢によるリズムの変化は如実だなと。

 

若者が減ると、町ってどう変わるのか?

単純に静かになる。けど、それだけじゃない。

宿毛駅前の商店街、昔は夕方になると学生の自転車が行き交って、ちょっとしたにぎわいがあった。でも今は、通るのは観光客か地元の年配の方が多い。観光名所としては延光寺とか宿毛湾の夕陽とかあるんだけど、それは「日常のにぎわい」とは別のもの。

観光はイベント的。人口は日常の流れ。それが細ると、町のリズムも痩せていく。

 

四万十町から見て、宿毛市は「危ない」のか?

「危ない」とは言わない。でも、変化のスピードは確かに早いと感じる。

若い世代が先に抜けて、その後に子育て世代、最後に高齢者が減っていく。この順番がすごく分かりやすい。四万十町も同じ流れではあるけど、宿毛の方が明らかに進んでる。

道路で言えば、国道56号は同じ道。でも、向こうの方が道沿いの店舗が減ってる。廃業したお店のシャッターに貼ってある「長らくありがとうございました」の張り紙が、妙に胸に刺さる。

 

日常の風景に見える変化

宿毛市民病院の待合室に座ってる人たち。フジ宿毛店で買い物してる時間帯の層。宿毛湾港のベンチで昼間に座っている人たち。全部、高齢者が中心。

この現実は責めるべきことではない。ただの事実。でも、若い世代が減ると、町の意思決定が高齢者向けになる。それは合理的だけど、未来志向ではない。

公共施設の改修も、高齢者が使う頻度の高いところが優先される。道路も、歩道の段差よりスロープの整備が優先される。それも理解できるけど、結果として若い人たちにとっての「暮らしやすさ」がどんどん後回しになっていく。

 

それでも宿毛市に残っているものたち

海がある。延光寺もある。人と人との距離が近い。

四万十町に住んでる自分から見ても、宿毛の人たちのあたたかさは感じる。世帯数が減っても、つながりが残る町ってなかなかない。

人口減は確かに深刻。けど、それぞれの年代層がどう減っていってるのかをしっかり見れば、どこから手を打つべきかが見えてくる。若者を無理やり呼び戻すんじゃなくて、「あ、帰ってきてもいいかも」って思える町づくりが必要。

そのためには、まず現状をちゃんと見ないといけない。感情じゃなくて、状況を見る。

 

最後にまとめ どの年代がどう減ってるのか?

宿毛市の人口の流れをざっくり整理すると、

・まず20〜30代前半の若年層がごっそり抜ける
・続いて、子育て世代がじわじわ減っていく
・最後に、高齢者が少しずつ自然減で減っていく

この順番が、かなり明確。

宿毛駅の周辺、国道56号、サニーやフジ宿毛店、宿毛湾港、市民病院…どこを切り取っても、数字じゃなく空気で伝わってくるものがある。

四万十町に住んでる自分にとっても、これは遠い未来の話じゃない。すぐそこにある現実の話だ。だからこそ、他人事にしないでおきたい。

 

この記事を書きながら、四万十町と宿毛市の違いって、意外と目に見えないところにあるなぁと思いました。距離は近いのに、人口の動きや生活のリズムがちょっと違う。宿毛市の商店街を歩くと、懐かしさと寂しさが混ざったような空気があって、それが好きでもあり、気になる部分でもあります。減っていくことを悪いと決めつけるより、どう付き合っていくかが大事なんだろうなと思います。僕ら自身もまた、次の数字の一部になっていくわけですし。

 

 

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宿毛市   2025/12/26   40010町民